「電子家族アルバム」作成の薦め

パソコンの登場以降、情報のデジタル化が進みました。
様々なことが便利になった半面、新たな問題も発生しています。それはプライベートも同じです。
撮影機がデジタル化したことで、従来のカメラやビデオカメラを使わなくなり、それまで撮影した写真アルバムやビデオテープが置き去りになりました。今はこれらは押し入れに入っています。
このことは、以前は普通に家庭で行われていた写真アルバム作りの取り組みが、撮影機器のデジタル化を境に途絶えたことを表しています。
押し入れに入ったままでは、何れごみと間違えられて捨てられてしまう危険があり、劣化も進みます。そこで途絶えた写真アルバムを復活させるべく電子家族アルバム作りを提案します。
先ず写真やビデオテープの動画をパソコンから観ることのできるファイルに変換して、当社の開発したKami技に整理します。これにより、家族の歴史のアーカイブズとして写真や動画のファイルを家庭で管理できるようになります。また、パソコンの中に出現するこの電子家族アルバムは、見た目や使い方が写真アルバムそのものですので、閲覧が容易なだけでなく、テレビに映して家族で楽しむことができたり、遠方の家族がスマートフォンから操作ができたりするようになります。

Kami技は6600円で販売しています。取り扱っているネットショップはこちら
これを購入して電子家族アルバムを作りたいという方向けに、写真アルバムやビデオテープの動画をファイルに変換するための装置を備えた部屋を開放しています。こちらにはVHSと8ミリビデオ、miniDVの3種類の再生用のデッキと変換器、及び写真をファイル化するためのスキャナーを用意しているので、ビデオテープや写真アルバムを持ち込んでいただければ容易に変換作業を行えます。
所在が山梨県の南アルプス市ですので近郊の方が対象ですが、用事や旅行などで山梨に来られた方もご利用下さい。電子家族アルバム作成の紹介動画はこちらです。

Kami技とは

多くの企業や個人が、ファイルの管理を上手く行うことができません。それはファイルが電子データでありながら、1つ、2つといった数の概念があるからです。まるで「もの」のような特性から、数千といったファイルが出現すると誰も管理をできなくなってしまうのです。
ファイルを管理するために検索機能を用いる方法もありますが、命名規則が複雑になるので一般的ではありません。
数の概念がある情報媒体という点でファイルは書類と似ていますが、もしも皆さまが数千枚の書類を管理しようとしたらどうするでしょうか。バインダーに綴じて書庫に整理すると思いますが、このことは「もの」の管理には整理整頓が有効なことを表しています。
ファイルソフトにはファイルを管理する仕組みとしてフォルダがあります。フォルダは段ボール箱に良く似ています。
しかし、私たちは書類を段ボール箱で管理しようとはしません。段ボール箱は空けないと中身が分からないので書類の整理に向かないからです。そして開かなければ中身の分からないフォルダもまた、ファイルの整理に向きません。
そして世の中のファイルソフトが、フォルダの形をしたもの以外存在しないことが、多くの人がファイルを管理できない理由になっています。

そこで当社はフォルダではなく、本棚の形をしたKami技というファイルソフトを開発しました。本にファイルを入れて本棚に整理するので、見た目も使い方も従来の書庫のようになります。採用した企業様では、それまで上手くいかなかったファイル管理が円滑に行えるようになりました。

パソコン運用の問題を提起する動画を作成しました。

ある行政機関で、パソコン導入前と導入後の業務の効率化を調査したところ、パソコンは業務を効率化していないとの結論を得たそうです。ファイルの管理を上手く行えないこともあり、パソコンは私たちが考えるほど業務を効率化しません。
そこでビジネス現場に於けるパソコン運用の問題提起と、その解決手段を動画にしました。興味のある方はこちらをご覧ください

ネットワーク版と個人版

Kami技には2種類のタイプがあります。1つは組織のLAN環境下で運用するクライアント・サーバー版です。こちらはサーバー機に設置した本棚を皆で共有します。排他処理や削除したファイルをゴミ箱から復元する機能を持つ、使い勝手の良いものです。またサーバー機はProfessional版のPCで代用できるのでリーズナブルに構築できます。その際には自動バックアップ機能により外部のストレージに本棚のデータをバックアップします。
もう一つは、個人向けのスタンドアロン版です。家族の写真や動画ファイルのアーカーイブズ作りなどに利用します。写真のファイルを入れると、見た目が写真アルバムのようになります。

Kami技の操作はこんな感じ

Kami技のアイコンをクリックすると以下のようなオープニング画面が現れます。本棚をクリックします。

本棚が現れます。右側の本棚リストで本棚を切り替えられるので、目的の本棚と本を選択します。

本の中にファイルが格納されています。マウスをファイルに合わせると、印刷イメージを表示して内容が分かります。

ここからファイルを編集することができます。ネットワーク版では、使用者毎にその人にとって必要な本棚だけを表示するので、誰にとってもシンプルで使いやすい本棚になります。