整理を目的とした本棚型
各々のパソコンに入ったファイルを一カ所に集めて、誰でも取り出せるように整理・整頓するために、従来のフォルダ型に変わり本棚型を採用しました。
本棚による整理方法は、ルールによらない感覚的な整理が可能になり、分類が「本棚」と「本」とのシンプルな組み合わせになるために、誰が使用しても複雑な整理方法になることがありません。
オープニング画面から「本棚拡大」ボタンを押します。 |
本棚と本を選択して「本を開くボタン」を押します。 |
本を開くとファイルが格納されているのが分かります。 |
プレビュー表示機能
ファイルを複数の人が作成、共有する場では、ファイル名だけでは内容が分からないことがあります。その場合にはいちいちファイルを開いて確認する必要がありました。
『Kami技』では本にファイルを取り込むと、その内容を印刷イメージ(プレビュー)として表示するので、インデックスの整理整頓が容易になります。
プレビュー表示機能(表示しない)
取り込んだファイルのプレビューをさせないためのスイッチです。
大きなサイズのCADファイルなどは、プレビュー画面を生成するために時間が掛かる場合があります。そのような時にはプレビューを非表示にして速度を優先させます。
メニューバーの「設定」-「環境設定」から、「プレビュー画像を作成しない」を選択します。 これにより、ファイルを取り込んでもプレビュー表示をしません。 |
プレビュー表示機能(拡張子毎)
取り込むファイルの拡張子を指定してプレビューの有無を判断させる機能です。
初期状態ではチェックの入った拡張子が少ないことから、「プレビューしない」場合には、ここを確認してください。
メニューバーの「設定」-「環境設定」から、「プレビューの種類毎に、作成設定を行う」を選択し、プレビューする拡張子にチェックを入れます。 チェックの付かない拡張子のファイルはプレビュー表示をしません。 |
プレビュー表示機能(サイズ制限)
取り込むファイルサイズを指定してプレビューの有無を判断させる機能です。
大きなサイズのファイルを非表示にして、小さいもののみ表示する場合に用います。
「サイズ制限(MB)」項目にサイズを入力すると、そのサイズ以上のファイルのプレビューを行いません。 |
サムネール表示機能
フォルダに格納されたインデックスの画像を一覧表のように並べて表示する機能です。
サムネール画像の大きさは「小」「中」「大」と指定ができます。
マウスでフォルダを活性化させると、フォルダ配下のインデックスのサムネール画像を表示します。 |
インデックスの順序変更
複数の使用者が共有する本棚では、フォルダやインデックスの並び順のルールを決めると整理がしやすくなります。
『Kami技』では、インデックスやフォルダの並び順を上下に移動させる機能があります。運用時に「重要なインデックスを上にする」といったようなローカルルールを決めることで、インデックスの整理が容易になります。
マウスでインデックスを活性化させた状態で、「下へ移動」「上へ移動」のボタンを押すと、インデックスの表示順序を変更できます。 また、一度に一番下と上に移動する「一番下へ」、「一番上へ」のボタンもあります。 |
本の検索
本の背表紙の文字で本を検索する機能です。目当ての本を見付けると、本棚や本をそこから開くことができます。
「本操作ボタン」の中の「本の検索」を選択します。 |
検索する文字列を入れて、「検索実行」を押します。検索結果の中から本を選び、「本を開く」もしくは「本棚を開く」ボタンを押します。 |
インデックスの検索
本の中のインデックスを探す場合に使用します。フォルダの検索は出来ません。
一度検索すると、インデックスの検索結果は『Kami技』を終了しても残ります。
本を開いた後、左側の「ファイルの検索」というタブを押します。 次に右クリックして「新規検索」を選び、表示した「検索条件」に文字列を入力して「OK」ボタンを押します。 |
検索結果を表示します。 検索した結果は常に表示されます。 検索結果を消す場合には『検索結果を削除』を実行します。 |
PDFファイルの結合
本の中に納められた種類の違うインデックスを、1つのPDFファイルにして結合する機能です。
このPDFファイルをエクスポートして、メールの添付ファイルなどに使用すると便利です。
本を開いた状態から「PDF作成」ボタンを押します。 すると、本に格納されているインデックスを表示するので、PDF化したいインデックスにチェックを入れます。 |
インデックスによっては、PDFに出来ないインデックスもあります。 その場合には、ここにPDF化出来ないファイルを表示します。 |
PDF化すると、種類の違うファイルが1つのPDFファイルになります。 |
雛形ブックの作成
新たに作成した本ではインデックスが入っていません。これが入った状態の本を作成するには雛形ブック機能を用います。
ワードやエクセルなどのインデックスが入った状態の本を作成し、これを「雛形ブック」として登録します。
こうすることで本の新規作成時のブック雛形の選択リストに表表示するようになるので、これを選ぶことで予めワードやエクセルのインデックスが入った本を作成することができます。※雛形ブックの作成は管理者権限で行います。
雛形となるワードやエクセルを格納した本を作ります。 「本操作」の「雛形Book登録」から名前を付けて登録ブックの登録をします。 |
本新規作成時から「ブック雛形」から登録したブックを選択します。 |
エクセルやワードのインデックスの入った本を作成できます。 |
本のコピー
本をコピーする際に用います。
本の中のインデックスを含めた同じ本をもう1冊作ります。
コピー元の本を選択して、「本操作ボタン」の中の「本のコピー」を選択します。 |
コピー先の本棚を選択して「OK」ボタンを押します。 |
指定した本棚にコピーした本が表示されます。 |
本の移動
本を他の本棚に移動します。
移動したい本を選択して、「本操作ボタン」の中の「本の移動」を選択します。 |
移動先の本棚を選択して「OK」ボタンを押します。 |
指定した本棚に移動した本が表示されます。 |
本棚の並び替え
作成した本棚は、本棚リストの一番下に追加されます。本棚の並び替えを行うことで、任意の順序で本棚を表示出来ます。
「本棚操作ボタン」の中の「本棚の並び替え」を選択します。 |
「▲」「▼」ボタンで本棚を並び替え、「OK」ボタンを押します。 |
指定した順序で本棚が表示されます。 |
本の並び替え
作成した本は、本リストの一番右に追加されます。本の並び替えを行うことで、任意の順序で本を表示出来ます。
「本操作」ボタンの中の「本の並び替え」を選択します。 |
「▲」「▼」ボタンで本を並び替え、「OK」ボタンを押します。 |
指定した順序で本が表示されます。 |
本のソート
本を表示する順序を変更できます。「標準」を選ぶと、「本の並び替え」機能で指定した順序で本を表示します。
本棚上部の中の「本の並び順」をクリックします。 |
本のソート方法を選択します。 |
選択したソート順で本を表示します。 |